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写真撮影について

お宮参りと七五三について(行事の内容や歴史など)

お宮参りについて

お宮参りとは、赤ちゃんが生まれて初めて神社にお参りする行事のことを言います。生後1ヶ月後の都合がいい時に神社へ参拝し、お子さんの誕生を祝い健康と長寿を祈るのです。お産後に神様に挨拶するという行事は古来からありました。

「産土(うぶすな)詣り」といわれ子供の誕生を産土の神に感謝し、その子の成長を祈願していました。現在のように「お宮参り」と呼ばれ広まっていったのは室町時代からと言われています。

当時は色直しのあとの吉日を選んで母子揃ってその家の氏神様に詣り、子供の氏子入りを済ませました。その後、部屋にも飾り付けをし、産土の神を祀っていました。そして江戸時代の頃には、お宮参りの帰りに大老である井伊掃部頭宅へ寄り挨拶をするという習わしが起きました。

この習わしが一般人にも広まっていき、お宮参りの報告と挨拶に伺うという習慣が各地に広まっていったのです。このような風習やしきたりは、その後も大切に受け継がれ、現代でもおめでたい家庭の催事として全国各地で行われています。


七五三について

七五三とは、お宮参りと同じように、子供が無事成長したことを神様に感謝の気持ちと一緒に告げ、子供の健やかな成長を祈ることを言います。

主に11月15日に行われる行事です。七五三の起源は室町時代です。当時は乳幼児の死亡率が今より遥かに高かったこともあり、生まれてすぐではなく、3~4年経ったあとに現在の戸籍にあたる人別帳や氏子台帳に登録されました。そのこともあって七五三のお祝いは、無事に成長できた感謝、そして少年・少女期への節目に長寿と将来を願う意味を持っていました。

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